20世紀延長型対戦格闘ゲーム『デュエル・コスモス』 †
一言で言うと『青秋桜』で盛り上がったネタです。通称『戦秋桜』
ストーリー †
どこにあるかもわからないが、そこはこじんまりとした一軒家の喫茶店『ブルーコスモス』で。
その騒動は、マスターみそらの何気ない一言からはじまった。
美空「あたしってさ、もしかしてマスターだったの？」
一同「違うのかよ！？」
どうりで遊びほうけてると思ったら。
自覚の無いマスターの、傍若無人な振る舞い。こりゃ何とかしないと、と思ったオーナーと大家（何故……）は、
天稀「クビにして新たに雇おう」
きりか「え゛ー、それはちょっと……」
天稀「経営が悪化して閉店してもいいのかい？」
きりか「みそらはクビにしましょう（きっぱり）」
天稀「変わり身早っ！？」
それを聞きつけ、あーだこーだと沸き立つ常連客達。
幼女爛「あたしがこの店を乗っ取ｒマスターやるわ！」
光輝「ねえやんがやってみたいんなら、じゃあ（ねえやん一人に任せるのは不安だから）ワイもやるわ」
未来「マスターになれば名刺もらい放題って本当ですか？」
天稀「（……とりあえず、そこの女どもが欲まみれなのが目につくな）」
冬雪「この店のマスターやればおいしいデザート食べ放題だね♪」
秋綺「冬雪がやるってんなら、俺もやるぜ」
夏月「この店チカンが出る*1し、冬雪一人に任せて置けないわ！」
春花「ふふふ、喫茶店のマスター、いいですわねぇ（お小遣い稼げそうで）」
天稀「……誰かそこの大食らいとドス黒いのを止めろ。」
椿「お姉ちゃんといっしょに『ますたぁ』してみたいのじゃ」
楓「へ、俺――じゃなくて私！？」
かなみ「あの、わたしもその、是非いっしょに……」
大吾「楓がやるというなら、俺も手伝おう」
天稀「……遊びじゃないって判ってる？ あれ（美空）お手本に思っちゃダメだからね？」
鋼「やっぱ手に職つけてたほうが、今後の生活に有利だよな？」
インディー「博士の（役に立つのか微妙な）発明の中には、喫茶店のマスターするのに便利な道具もあったかも」
天稀「……銃とか戦闘用にしか見えないブツは、仕事中は隠しとけよ？」
終里「（ひそひそ）ねえねえそんなことより、ここをアヤカシの憩いの場にできない？ あいつら入れる店が少ないから、きっといい商売になるわよ？」
天稀「……別に今でも、揉め事さえ起こさなければ、人外の入店禁止規則は無いんだが」
何故か殺到するマスター立候補。
きりか「で、誰にしましょうか？」
公平を旨とする（らしい）大家の天稀には、しかし適任者を瞬時に見抜く眼力も無いので、誰にするかなど簡単には決められず……
このところ忙しくていっぱいいっぱいだった天稀の処理能力は、簡単に超過し尽くした。
天稀「……うがー、めんどくせー！！ ヽ(`Д´)ノ
もうこうなったらあれだ、てめーら全員ガチバトって（1対1戦闘を繰り返して）優勝者1名をマスターにするっ！」
瞬時に殺気立つ店内。
天稀「ってバトルロワイアルしようとしてんじゃねぇ！！？Σ（￣□￣；）」
飛鳥「おまえが言い回しに気をつけろ！」
常連客最強（？）な人外のツッコミ（縮退爆鎖包）を受けて、粉微塵に粉砕して消えてなくなる大家を他所に。
オーナー司会のもとに、候補者達はトーナメント表を作ったり会場をどこにするか話し合ったり、あーだこーだと盛り上がっていった。
なるみ「へぇ、マスターですか。面白そうですね」
フルミ「もう少し生活費稼ぐのもいいな、最近物価高いし」
ちひろ「……たしかに、一家で月収20万じゃ、ちょっと生活苦しいです」
飛鳥「……おまえらも参加する気か？」
そしてここに、マスター職争奪戦の火蓋が切って落とされる！
あ、くれぐれも言っときますが、バトルロワイアルじゃないですよ？
20世紀延長型対戦格闘ゲーム『デュエル・コスモス』
2017年4月1日 発売予定
裏話 †
- 大家の発想は東方シリーズ（特に東方萃夢想）の影響受けまくり。元ネタと言ってもいい。
- 城弾シアターの作品『Panic Panic』からも影響受けまくり。
