東京マイクロオフ

[952] 東京マイクロオフ(ただの飲み会ともいう)そのいち!

 ぴろろろろ。

美「ん、白川美空、本日も感度良好ですっ」
監「良好なのは分かったけど、どこに居るよ?」
美「ココスの入り口を入ったらまっすぐ見えるわよ」
監「いや見えないから一番奥まで行ったんだけど分からん」
美「ここよここ! こっちから見えてるわよ後ろ向きなさいっ!」
監「あーそんな奥の4人がけを一人で占領して……」

 っというわけで白川美空です! きりかに取り付いて東京に行ってきました。この前のオフのレポートは某監査さんが頑張ってくれたので、今回はあたしが飽きるまでやるわねっ。

美「でさ、これが新しくあたしの話を書いてくれるW5たん」
監「おおお……って、ウチのとおんなじやん」
美「というわけで、さっそくゲーム出して?」
監「え、注文してから」
美「注文いいから出しなさい」
監「えーじゃあ(ごそごそ)このHDDをつないでデータを」
美「さんきゅっじゃあ早速」
監「天地がさかさまっ! 衝撃吸収パッドの意味がないやんっ!」
美「だいじょーぶそれくらいで壊れやしないわよ、っとぜんぶ貰っていい?」
監「……それはモラルの関係でちょっと、つーか良心が痛んだりしない?」
美「なによケチ。んじゃあひでぶとメガマリとマリサラくらい、あー貰うんじゃなくってかりるんだからねっ? んで早速インストールと」
監「ひでぶはパッチ当てないと動きません」
美「じゃあやって」
監「えっとちょっと待って、はいこれで起動できる」
美「んじゃあゲームもやってみせて」
監「えーキーボードでやったことなんか、これがこのキーでこれが」
美「もたもたしないでとっととやりなさいよね」
監「んなムチャな。っと、それではゲームスタート!」

 もちろんちゃんと動きました。あたしはゲーム好きなんだけど、きりかが忙しい忙しい言ってなかなかやらせてくれないから最近は腕が落ちちゃってさ、んーやっぱ監査さんはゲーム上手だw

美「おーさすがに綺麗に動くわね」
監「ウチのより若干滑らかかもしれなひ、でもやっぱゲームパッド欲しいなあ」
美「じゃあ買いに行こう、他の人はまだ来ないし」

監「あの……注文……」
美「いいわよそんなのもう、んじゃ店員さん560円ここに置くわよっ」

 なんかあたしの話にしてるけどね、きりかの言動はかなり事実に基づいてるからね?

監「信号が赤に見える」
美「なんで車も来ない信号で待たなきゃいけないのよ、行くわよ?」
監「……止まって待ってる人の氷のようにつめたい視線をひきひき感じるんだけど」
美「気にしない気にしない、さー着いたわよヨドバシ! んで売り場はどこよ」
監「……たしかこっちだったか、あれここはマウスだけか」
美「さっさと案内しなさいよね」
監「あーあったあったこっちだ」
美「で、どれがいいのよ?」
監「そんなん聞かれても知らんやん、このへんでどーかな」
美「んじゃそれでいいや、お金渡すから買ってきて」
監「ウチ?」
美「ポイントカード持ってんでしょ? はいいちまんえん、お釣りは返してよ?」
監「……また使いにくいのを、って、なんでウチが買わないかんのや」
美「お。楓ちゃんからメールだ、着いたってさ、んじゃ行くわよ」

 ……くりかえすけど、かなり事実に基づいてるからね?

美「やっほー楓ちゃんおひさっ!」
楓「久しぶりだな。ってほど久しぶりでもないか」
監「ちょうど一ヶ月ですね」
美「さーそんじゃ飲もう! どこがいい?」
楓「どこって言ってもイギリス料理かドイツ料理かココス」
監「ココスはちょっと今は行きにくい……」
美「なんかどこもぱっとしないわねえ」
楓「ろろみちゃんも来るんだろ。知らないところは集合しにくいぞ」
美「んじゃエクシルカフェで待ち合わせてから動くか」
楓「エクセルシオールだな」
美「なんでもいーわよそんなの」

 待ち合わせ中の話題。ゲームとかPCとか。機内から持ち出した雑誌をネタにちょっと小説談義。

美「これこれ、この人の小説。何回も芥川賞の候補になってんだけどさあ」
監「……なんというか」
楓「……句読点からおかしくないか?」
美「でしょうっ? これだったらあたしの話の方が100倍マシだよねっ? きりかが最近この人のを読むたびにニヤニヤすんのよね、ああ私でもそれなりのもの書いてるんだとかってさ」
監「でも、プロって文章がうまいだけじゃなくって編集の意図どおりにかける人とか」
楓「期日を守ってきっちり書くとかな」
美「あんたの親に続き書けって言っといてね」
楓「はい」
監「……まだ酒も入ってないのになんでこんなハイテンション」

美「ついでに車雑誌も買ってきたから見る?」
楓「うーん、この中だとインプレッサSTIか」
美「かっこいいよねインプレッサ、実車もいいんだ」
楓「Zもこれじゃあなあ」
美「えーZはこれだったらいいじゃん」
楓「Zはな、こう後ろがストンと落ちてないと」
美「ギャランフォルティスは?」
楓「……傾いてるぞ」
美「ランサーの後継らしいけどこれじゃあねえ」

 まったくついてこられない監査さんを時の彼方に放置して盛り上がりました。ちなみに監査さんは夜勤明けで、このへんで24時間不眠不休を達成。

美「あ、ろろみちゃんから電話だw」
楓「来たか」
監「合流しましょう」
美「んじゃお店の外で待ち合わせね、っと」

[1000] いただきーっ

美「やっほ、ろろみちゃんひさしぶりっ」
ろ「こんばんは、みなさま久しぶりですね」
楓「待たせたね」
ろ「……ちょうど一ヶ月くらいかしら」
監「怒ってない?」
ろ「ぜんぜんっ(ちょっと目がこわいかも)」
美「ま、過ぎたことは気にしない気にしない♪」
楓「お前が言うな」

美「で、どこで飲む?」
ろ「どこにしましょうか」
楓「……持ちネタはドイツ料理か英国パブかココス」
美「んにゃ、ここは新規開拓だ」
監「開拓つっても、そこのビルか英国パブのところくらいしか食べ物屋自体がありませんが」
ろ「バプの上にはいろいろあったかも?」
美「んじゃそこ行ってみよー」

 英国ビル(名前は適当)の前では、ハッピ姿のおねーさんがチラシくばりの真っ最中。

ろ「ほら5階、地中海料理ですって」
楓「地中海ってどこだ」
美「なによ地中海知らないの?」
楓「そうじゃなくて、地中海料理ってどこの料理を出すんだ?」
美「スパゲティとかピザとかじゃないの? あたしスパゲティ好きだよ」

 立ち止まったあたしたちに、おねーさんが目を輝かせて寄って来る。

店「あの、お店がお決まりでなければ、9階の焼き物屋で20%オフでやってます!」
ろ「わぁ、割引券なんだ」
楓「……何が食えるんだ?」
店「いろいろ焼いてます! 鳥とか魚とか」
ろ「ふうん、そこも面白そうかも」
美「かわいい子そろってる?」
店「えっ」
監「だからそういう店じゃないって」

楓「お、ここに地中海料理も割引パンフがあるぜ」
美「んじゃ今日は地中海に決定!」
店「……ええっ、うちに来てくれないんですかっ!?」
楓「悪く思わないでくれ。こういうヤツなんだ」
監「パンフレット持ってきたのは楓さん……」
ろ「とにかく、行ってみましょうか」

 おねーさんに手を振ってエレベーターへ。
 地中海料理、店内はオシャレな感じの居酒屋さんでした。秋葉原の駅を間近に見下ろす窓際の席をゲット!

監「飲み物は?」
楓「ビール……も種類があるなあ」
美「あたしは焼酎!」
監「んなムチャな」
美「ちゃんとあるわよ? 黒伊佐錦のロックでいいや」
監「地中海料理の権威が……」
ろ「ろろみジュースは置いてない、か。カクテルにしようかな、ビールにしよっかな」
監「ウチもカクテルにしとこ」

 正直に言って誰がなに頼んだのかもうあんまり覚えてないw

美「エビフライっ!」
楓「バケツ盛り、か。うまそうだな」
監「エビはウチだめやん」
美「んー、じゃ大きい方の1ダース入りを」
監「えー」
ろ「他にもいろいろ頼もう、ね?」
美「あさりたっぷりのペペロンチーノ!」
監「だからウチ貝もだめやん」
美「じゃあペスカトーレ?」
楓「エビと貝のダブルパンチだ」
美「……天稀ちゃん、ここ鬼門なんじゃないの?」
ろ「意地悪しないでカルボナーラにしましょうよ」
美「んじゃ次、海鮮サラダ!」
ろ「え、でもそれにもエビが……」
監「よけて食べるからもういいです」

ろ「タンシチューおいしい♪」
監「仔牛のスペアリブもいけます」
ろ「4本頼んだら1本サービスしてくれましたしね」
楓「……ある意味ありがた迷惑だなこれ。誰が食べる?」
美「あたしが食べてもいいよ。固いけどおいしーやこれ」
楓「俺が食べてもいいぜ」
美「ところでこれって豚だよね?」
監「牛です」
美「スペアリブって普通は豚じゃん?」
監「『仔牛の』って書いてますやん!」
美「いちいち憶えてないわよそんなの」

店「本日のピザをお持ちしました」
美「んー何のピザだっけか」
店「え、あの、えーアンチョビと……アンチョビと……すみません」
美「アンチョビと茄子とパプリカ、だよね?」
楓「知ってるなら聞くなよ」
監「つーか都合のいい時だけなんでそんな強気」
ろ「どうしてそれだけ一ヶ月経っても忘れてないんですか?」
美「まあまあ細かいことは気にしないw」

 とかなんとかわあわあ楽しくやりました。窓際の方ではろろみちゃんと監査さんでPCいじってたみたいだけど、なんだか楽しく飲み食いしてあっという間にラストオーダー。おいしかったしお会計も意外とリーズナブルだったのでしたw


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Last-modified: 2007-11-17 (土) 13:48:39 (6021d)