[925] オフ会のその後に 長束家編

……ふふふのふ。どーやら、ばれなかったみたいねっ。
アタシの名は長束。そして、隣り合わせたデカブツ君は通信講座で習った錬金術で作ったホムンクル夫くん1号だったりするわけ。
そ、つまりアタシこそが真の長束であって、隣にいたのは伊達じゃないのよアッシマーってわけなのよ。なにがなんだかわかんないけど。
注意深く観察されていたらバレてたかもしれないけどね……ま、今回はアタシの勝ちだったってわけで。

そ・れ・で・ねっ♪

うまい具合に手羽先屋さんで布陣できたおかげでドリンクの配仕をクル夫くんにさせることができたわけでね、ええ、つまりTSするお薬なんぞをさらりさらりと仕込むことができちゃったワケでね、つまりあの場でアタシたちよりも奥に座っていた、黒幕さんを除いてのみなさんには、ばっちりしっかり飲ませてドン、なわけなのよね。
……そして、ここからが大事なところ。このお薬ってば、けっこうな遅効性でね、変化するまでには一月はかかるっていうのよね。
ああ、でも慌てなくても心配ないわ。完全な女になってしまえば楽になるんだから。
……そう、アタシのようにね。
(きりかさんのオフシーズンを脳内参照のうえで)

……などと書いたのがバレたら、今度こそヨメにグーで殴られる運命の長束でした。

おそまつっ。


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Last-modified: 2007-11-17 (土) 13:25:40 (6021d)