[923] 今更ながら、網走レポート

(9月1日)
るっち「つーことで……行ってきます」
ブッチョンブッチョン(弟)「ということ、って、どういうことだよ?」
るっち「いや、網走の市役所受験しに行くんだよ。昨日説明したろ?」
Mr.A(妹)「なんか心配だな……るっち、自分の胴体忘れるくらいそそっかしいから」
るっち「ろくろ首じゃあるまいし、んなもん忘れないって」

――所変わって旭川駅。
冬雪「――ということで、僕と斗的さんが付いていくことにしました〜♪」
斗的「初めまして、鷹栖斗的(たかすとまと)です(ペコリ」
るっち「いらないよっ!! 中学生や高校生のおもりしながらなんて、わずらわしくてたまんないっての!!」
冬雪「違うよるっち〜、僕らがるっちのおもりするんだよ〜」
斗的「コスモスのみんなだって面白いところに行ってるんだろ? オレらも連れてけや」
るっち「冬雪はいいけど、まるっきり遊び気分じゃん!!」
冬雪「あっ、汽車行っちゃう!!」
斗的「ほらっ、行くぞ!」
るっち「うっせ!! フルミちゃんモドキ!!」
斗的「誰がフルミモドキだコラァっ!!!」
(電車に揺られて四時間)
るっち「……つ、着いたぁ……(ヨロ」
冬雪「げ、現在三時ほにゃらら分……お昼ごはんは……まだ」
斗的「説明乙」
るっち「と、とりあえず、あそこの喫茶店で食事しようや……」
冬雪「(コクコク)」
(駅→喫茶店)
マスター「らっしゃい! 活きのいいのが入ってるよ!」
斗的「いや、なんで喫茶店のマスターがねじり鉢巻に割烹着?」
るっち「固いことはいいじゃん。んじゃ、私はクロワッサンサンドとオレンジジュースで」
斗的「んじゃ、オレもクロワッサンサンドでアイスコーヒー」
冬雪「僕はチョコレートケーキとミルクティー!」
るっち「それご飯!?」
(数分後)
マスター「へい、おまちぃ!」
冬雪「わーい! 来た来たぁ♪」
るっち「んじゃ、いっただっき――」
斗的「そういえばよ、どうやって宿泊先の『シーサイドハウス』に行く予定だ? まさか、歩き?」
るっち「まっさかぁ! だって、ここから結構歩くんだよ? 重い荷物抱えてなんて、行きたくないよ」
斗的「つーと、やっぱバスか。時刻は調べたのか?」
るっち「食べ終わったら聞くっ!」
斗的「……お前、その行き当たりばったりな性格、どうにかした方がいいぞ?」
るっち「まぁいいじゃん♪ 食べよう食べ――って、うわぁあああ?!! 食事する、と思った時には、すでにクロワッサンサンドがないっ!!」
斗的「オレのまでない……おいハゲ、ちゃんとオレとるっちのクロワッサンサンド、運んだのか?」
マスター「ええ、運びました。それと、ハゲは余計じゃボケェ(テラ笑顔)」
冬雪「……間違いないよ。これは、アヤカシ『禁愚苦離無遜(キングクリムゾン)』の時を消し飛ばす能力……。――二人ともっ、ここは僕に任せて!!」
るっち「へぇ」
斗的「冬雪……そういう台詞は、口の端のパンくずを拭ってから言ったらどうだ?」
冬雪「あっ……!!(くしくし)」
(なんのかんので、民宿『シーサイドハウス』に到着)
るっち「おーっ、畳だ畳ー! しかも、窓からは海が見えるーw」
斗的「なにはしゃいでるんだよ。どーせ数時間で飽きるよ。――って、冬雪! 部屋入って早々、茶菓子の蟹煎餅食ってるんじゃねぇよ!」
るっち「――あっ!!」
斗的「どした?」
るっち「……上履き忘れた OTL」
冬雪「ええっ?!!」
斗的「おいおい……あれほどチェックしろって言ったろ〜?(呆」
るっち「いや、確かにあの時はあったんだ、この鞄の中に……編入学試験の時には」
斗的「二年前の話じゃねぇか!!」
冬雪「と、とりあえずさ、旅館の人に言って、スリッパ借りようよ(^^;」
るっち「うん……――あっ!!」
斗的「今度はなんだ?」
るっち「筆記用具忘れた」
斗的「何しに来たんだよっ、このダボがっ!!」

そんなこんなでまぁ、その日は終了しました。
お風呂もお食事も素晴らしく、プライベートで来たかったですねw
にしても、街灯の少ない夜道をとぼとぼ弁当(次の日の昼食)を売ってるところを求めてうろつくのは、結構怖かったです(汗
いやぁ、山の中でしたからねw
ということで、舞台は二日目にレッツゴー。

(9月2日)
るっち「おはよーさんばっ!」
斗的「いきなりさみーよ(ゲンナリ」
るっち「いやぁ、朝日が水面に反射して、実に美しいね〜♪ 今日という日を彩るのに、ふさわしい天気♪」
冬雪「うん、今日は――」
るっち「今日はコスモスのみんなから電話が来る日だ〜♪」
冬雪&斗的「「試験の日だろッ!!」」
だって、楽しみなんだもんw
(ということで、朝食タイム)
るっち「モグモグモグ……お、この味噌汁うまい! 煮干か」
冬雪「お味噌汁っていうと、北海道オフの時にもらったバレットさんのお味噌汁思い出すよね♪」
斗的「あと、神姫さんのヒマザもな……――そいえば、昼飯の準備は買ってあるのか?」
るっち「勿論っ! はい、これ」
冬雪「チョコロールパンにクリームパン、ウーロン茶に……茹でとうもろこし?」
斗的「……なんだこりゃ?」
るっち「なにって、弁当だよ」
斗的「お前……なに考えてるんだよ?」
冬雪「そうだよ。とうもろこしって、食べるとくずくずがポロポロ落ちて、掃除が大変なんだよ」
斗的「そっちじゃづぇよ!! もう少し食い合わせを考えろって言ってるの!!」
いや〜、とうもろこしはとっても甘かったですw 来てよかった。
(そして、試験会場の中学校へれっつらごー)
冬雪「それにしても……本当にいい風景だねぇ」
るっち「どこまでも晴れ渡る青々とした空、そよそよと香る潮風、銀色に輝く水面を行きかう船……」
斗的「美しい町だ……網走……、まるでピクニックに来てる気分だね」
るっち「好きだねー、お前も」
冬雪「――あっ! 着いたよ!」
るっち「おー、本当だ――って、人多っ!! 学校開く時間まだなのに、人多っ!!」
斗的「こいつらがライバルか……」
冬雪「るっち、頼んだよ? 僕らのお話を書くには、きちんと就職しなきゃ駄目なんだから」
るっち「あ、ああ……」
斗的「緊張しないでしっかりやれよ、ファイト!」
るっち「じゃ、じゃあ……行ってくる」
(そして、筆記試験終了……)
冬雪「(教室の外で待機)るっち……大丈夫かな?」
斗的「わかんねぇ……あいつ、あがり症だしな……――おっ、出てきたぞ」
ガラッ
冬雪「るっちー、どうだったー?」
るっち「(´・ω・`)」
冬雪「……あ……あんまりよくなかったみたいだね(汗」
斗的「あ、ああ……ま、まぁ、まだ適性検査と小論文があるさ……」
(そして、適性検査と小論文終了……)
るっち「*・゜゜・*:.。..。.:*・゜(・3・)゜・*:.。..。.:*・゜゜・*」
冬雪「……そ、相当駄目だったみたいだね……(滝汗」
斗的「ああ……こりゃ、しばらく壊れたまんまだな……」
冬雪「と、とりあえず終わったことだし、シーサイドハウスに戻ろうか」
(その前に、お友達のユウさんと電話)
ユウ「ひっさ〜」
るっち「ひっさ〜。今網走〜」
ユウ「なぬ!? お前……、なにやったんだよ……?」
るっち「いや、監獄違う監獄っ! 試験受けに行ったのよ!」
ユウ「そっかそっか」
るっち「ちなみにさ、旅館もいいところで――」
ユウ「お前なんて仲間じゃない(プツッ、ツーツー……)」
(てな会話でした)
冬雪「えええええええええええええっっ?!!」
斗的「ちょっと待てちょっと待てっ!!! 一体なにがあったんだよ!!?」
るっち「まー、色々はしょってるからねぇ」
斗的「いやいやっ、そこが重要だよ!!」
るっち「まぁ、他愛のない掛け合いだから、次行こう次」
斗的「ぶった切った!!」
(汽車が出るまで時間があるので、歩いて駅まで向かうことにしました)
斗的「おー、祭やってるな」
冬雪「七福神祭かぁ……♪ ねぇ、ちょっと覗いていかない?」
るっち「やだ。本屋行って漫画立ち読みしようや」
冬雪「いや、別にいいけど……せっかくお祭やってるんだから見ていこうよ(^^;」
(数十分……)
るっち「いやー、面白かった面白かった!」
斗的「やっぱ、吉良吉影は最高だな。人生の師だよ、ありゃ」
るっち「んなこと言うの、お前くらいだよ」
冬雪「そいえば、きりかさんの電話っていつ来るんだろうね?」
るっち「うーん、待ち遠し…………あ、やばっ!! ポケット深いから、電話来たのわかんなかった!!」
斗的「説明口調乙」
冬雪「る、るっちーーーー(滝汗 い、急いでかけて謝らないと(−−;」
るっち「そだね。ピポパノピッピラポ」
(その後、改めていいタイミングで電話をかけていただきました。本当にごめんなさい(汗)
るっち「――というわけで、色々と話せてよかったです♪」
斗的「思い切りはしょった Σ(−□−;」
るっち「バレットさんからは、写真までいただく約束しちゃったしw」
冬雪「バレットさん、るっちの言うことはほぼ80パーセントくらいが冗談でできてるからあまり本気にしないでね(^^;」
るっち「いやぁ、あれだよ。バレットさんは特別w 好きな子ほどいじめたくなるってやつ?」
斗的「美空さんのレベルパクッてるんじゃねぇよ!!」
るっち「むぅ、となると、美空ちゃんと私は恋のライバルってことか?w」
(その後、ローソンへ夕食を買いにレッツゴー♪)
るっち「え〜と、なにがいいかな〜? やっぱ、昼パンだったからご飯がいいな〜……――ん?」
冬雪「爆弾鬼斬り……?」
斗的「テラゾロ」
るっち「んじゃ、これと梅おにぎり、牛乳でも買っていく?」
(そして、電車に乗り込み……)
斗的「ついに帰るな、旭川に……」
るっち「うん……短い間だけど、いい町だったね」
冬雪「うっ……ううっ……えぐっ……」
るっち「冬雪……そんなに名残惜しかったの?」
冬雪「なんでだよ……」
斗的「?」
冬雪「なんで爆弾『鬼斬り』なのに、一個しか入ってないんだよ!! 三刀流なだけに三個入れてよ!!」
るっち&斗的「「それくらいで泣くな!!」」
ちゃんちゃん♪


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Last-modified: 2007-11-17 (土) 13:24:19 (6021d)