アポなし(?)オフ会訪問記

 君たちも後ろにいたのかぁ。


登場人物

ほたる
あとをつけられた人。
クリル・アルブレッツァ/涼風穂香
隣接世界からやってきた魔法使い。訪問時は魔法でTSする。
北村春美
公認MTF少女。家業はカメラやさん。

[919] アポなし(?)オフ会訪問記

(9月2日、午前5時)
「起きろ」
「…………ほぇ?」
「チェックアウトまで50分。どうせ化粧とかで忙しいんだろう?」
「まあ、こんな朝早く起きることは珍しいから…………」

「紹介が遅れた。俺は『クリル・アルブレッツァ』。というか、『涼風穂香』って言った方が通りがいいか」
「あたしは『北村春美』。…………って穂香さん、性格変わってません?」
「MONDOさんのところのほのかさんとかぶりかねないから、『素』で」
「納得」

「今いるのは、新横浜駅前の某ホテル。今日は『喫茶ブルーコスモス』のオフ会が名古屋で行われるとのことなので、ほたるさんが飛び入りしに行く」
「アポなし?」
「主宰のきりかさんには連絡済みだが、表面上他の参加者には展開されていないらしい。まあ、昨晩の宴会で話があったかもしれないが」
「もしなかったら、どうやって見分けるの?」
「こうけいさんの顔は把握済み、だそうだ」
「ってか、参加者はほたるさんの顔知らないから、こっちからアクションかけないとわかんないよね」

(新横浜駅)
「工事中だ。のりばがでかでかと表示されてるせいで、かえってわかりやすい」
「指定席券はもう買ってあるんだよね」
「6時18分発、のぞみ1号…………」
「N700系ね」
「なんだそれ?」
「7月に登場した新型車両。速くて揺れない上、窓側の席には全部コンセントがついてて、ほたるさんのようなモバイラーには非常にありがたいんだって」
「狙ったのか?」
「うん」

(車内)
「ほたるさん、何を執筆してるの?」
「『T's』の夏休み番外編。第3話が何になるかいまいち確定してないから、先にこちらをということだそうだ」
「あたしを含めた5人が旅に出るストーリー、かな」
「で、折角あるコンセントは使わないのか?」
「ほたるさんの愛機は、大容量バッテリー装備の富士通LOOX。無線を使わなければ実測で7時間ほど動くらしいから、アダプターはトランクの中」
「某監査さんからこうけいさんへレンタルしてたり、バレットさんが買ったりしてる、工人舎SAのライバル機らしい」
「普通に買うと値段がSAの倍以上するんだけど、ほたるさんは新品をSAの1.5倍以下の値段で買ってるそうです」
「で、窓側である必要はあったのか?」
「窓の外に景色が流れてこそ旅。ほたるさんはそう思ってるみたいね。今回東京に行ってたのは会社の研修で、行き帰りは飛行機も使えるんだけど、基本的には新幹線を選ぶんだって…………で、朝食は?」
「ほめても何も出ないぞ。これ、大豆ですから」
「あ、執筆をやめて、PC-9801エミュレータでゲームに興じてる(笑)」

(名古屋駅〜バスセンター)
「7時37分、名古屋駅到着」
「とりあえず、重いトランクをロッカーに入れよっか」
「400円のロッカーを探さないと入らないからちょっと面倒だ」
「トランクを入れたら、さっさとバスセンターへ移動」
「移動したところで、きりかさんへ連絡。行き先は予定通りリトルワールドらしい」
「じゃ、行きの切符買っておこうかな」

「あ、あれじゃない?」
「こうけいさんらしき人がいる。先頭がきりかさん、だろうか」
「うわ、きりかさん以外にはほとんど展開されてなかったみたい」
「こうけいさんには直感で見抜かれたらしい」
「なにを?」
「お前、一番よくわかってるだろ……(苦笑)」

(リトルワールド行きのバスの中)
「このバス、ほたるさんの実家と1文字違いの場所が行き先」
「まかり間違ったら実家に連れて行かれそうだな(笑)」
「こうけいさんとほたるさんが、並んで座ってる。身の上話…………あたしにも関係あるかなぁ」
「お二人の境遇は、偶然とは思えないほど似通っているらしい」
「どことなく惹かれる部分があったのかな。穂香さんとるみなさんといい、あたしと桃李子さんといい」
「たぶん、当事者同士でないとわからない部分まで、なんとなくわかってしまうからだろう」
「あ、話が『T's』テストプレイにいった」
「図書館で誰がどんな本を見てそうか…………って話」
「たくみ君が500番台、志織ちゃんは700番台、片賀井君とか桃李子さんとかあたしは脇目もふらずに片付け、京彦君と匂坂さんはサボってそう」
「いいオチだ(笑)」

(リトルワールド入り口)
「リトルワールドの開園は9時半。バスはその直後に到着」
「バスに乗ってる途中で、天凪さんが気分が悪くなって一人で別の席にいってたけど、降りてもまだ気分が悪いみたい」
「後から行くとのことなので、申し訳ないですが先に行かせていただきます」
「とりあえず、入り口横にある『人間博物館』って表示を撮ってみる」
「誤解されかねないな」
「えっと、こうけいさんがオリンパス『X-1』、某監査さんがリコー『R6』、バレットさんがPSP……この前サマーキャンプに持って行ったオリンパス『770SW』の前身機種、『725SW』とかもあったり」
「そこに目がいくのか(苦笑)」
「ほたるさんはフジ『F31fd』。研修来る前はキヤノン『800IS』と悩んだらしいんだけど、バッテリーの心配しなくていいからこっちになったんだって」
「俺の持ってるキヤノン『S30』の、真の後継機として選んだ機種らしい」
「きりかさんがまとめてチケットを購入して、並んで入場」
「右手に出店があるんだが…………スタンプラリー?」
「クイズラリーもあるみたい」
「こうけいさんと天爛さんはそれぞれ違うクイズラリー、バレットさんと某監査さんとほたるさんはスタンプラリー」
「たぶん、クイズラリーの方が賞品は良さそう」
「園内は本来、左回りが順路なんだが、何を考えたか右回りに」
「このおかげで、クイズラリーの一部が…………」

(山形>韓国>タイ)
「奥に行くほど日本からは遠いところ。最初は山形から」
「基本的には、現地にあった家屋をそのまま移築しているらしい」
「調度品もそのままだったりする。昭和天皇らしき写真が残されていたり、相撲の番付表が貼ってあったり」
「平成12年名古屋場所の番付表らしい。今話題の横綱は……西の幕下二枚目にいた」
「外ではさくらんぼソフトやうこぎ麺が食べられた」

「そこから少し歩くと、韓国の家。地主の家と農家と2種類あった」
「財力がわかりやすく反映されてるわ」
「儒教の教えに従い、夫婦でも部屋は別々。地主の家では棟も別々で、それぞれ夏用と冬用と2部屋ずつある」
「牛小屋があるのは基本らしいよ」
「近くにあった碑に『地下女将軍』って書いてあったんだが、特撮ヒーローの悪者しか想像できない……」
「穂香さん、何想像してるんですか(苦笑)」
「隣の売店では、○っぱ○びせんをパクったとしか思えない菓子が売られてた」
「こうけいさん、製造元のメーカーを知ってたみたい」
「ちなみに、その隣にあったラーメンも同じメーカー」

「続いて、タイの農家。亜熱帯なせいか高床式」
「寝室には蚊帳が吊ってあった。俺の世界じゃ当たり前の光景なんだが」
「あれ、離れにこうけいさんが歩いてく」
「クイズラリーに関係があるそうよ」
「こっちでは天爛さんが…………って、答え見つけた!?」
「逆走してるから答えが最初に出てくるのね」
「いいのか、それで(笑)」
「右手にお花畑があったけど、特に意図はないみたいなのでスルー」
「山を登ったところにまだ家があるんだが、クイズラリーにもスタンプにも関係がないようなのでこれもスルー」

(インド>ネパール>ブータン)
「インドの家。カーストの高い人の家で、石造りのしっかりとした家」
「屋外にトイレがあるのに、すぐ右に『トイレは30m先』。どういうことかと思ったら、展示物らしい」
「ちなみに、中は見えない」
「家に入ると、いきなり傾斜70度の階段。スカートだと確実に中が見える」
「踏み板のうち1段は固定が弱いんだけど、来客を知らせるためにわざとしてるんだって」
「家の真ん中には、死者のためのお風呂がある」
「生きてる人のお風呂は家の外」
「池かっ!?」
「ここの調度品も現地から持ってきてるんだけど、劣化してるから『座らないでください』って」
「『安楽椅子』……男性は肘掛けに足をかけて座るんだって」
「あ…………」
「どうした?」
「なんか、嫌なポーズ想像しちゃった…………」

「家を出ると、目の前にインド料理店があった。朝食を食べてない人が多いから、軽く腹ごしらえ」
「辛口ナンカレーを3食、シシカバブを2食ぐらい」
「辛いのがダメなほたるさんにはちょっとつらいかも」
「『一歩上の辛さ 緑唐辛子』だって。…………やっぱ試すんだ」
「あぁ、揃いも揃って大変なことになった」
「隣の売店で、バレットさんがダージリンティーを購入。美空さんの紅茶もこれを使ってるんだって」
「そのうち、喫茶のメニューに追加されそうだな」

「そこから少し上がると、ネパールの寺院」
「壁面にはびっしりと曼荼羅が描かれている」
「外にあるのはマニ垣。回していくと願いが叶うんだって」
「本来は垣を右にして通過するのが正しいんだが、裏に回るとクイズラリーのヒントが」
「この近くにおみくじらしき物がくくりつけてあったんだけど、もう少し歩いたらほんとにあった」
「ブータンのおみくじらしいんだが、中身は神社と一緒だ」
「色が違うのは余ってた紙を使ってるからみたい(笑)」
「裁断に失敗して文字が切れてるな」

(アフリカ)
「リトルワールドに来た理由の一つが、『ワニ』を食べること」
「このへんの食堂にあるはずだが、先に変わった家があるので見てみる」
「四角い家は男性、丸い家は女性、なんだって。あたしはどっち?」
「丸い方でいいだろ…………」
「こうけいさんが『前方後円墳』とかボケてた」
「お墓かっ!?」
「丸い方は入り口が狭くて出入りに一苦労」

「あ、看板見つけた」
「ワニが必要以上にかわいい(笑)」
「先に、隣の資料館に入ってみる。アフリカっていっても南北に長いから、生活には結構違いがある」
「生活用品から装身具、楽器まで揃っていたりする」
「さて、食べてみる?」
「ほたるさんは考えたあげく、ダチョウラーメンで」
「他の人はかなりの確率でワニステーキだったり」
「後、全員に行き渡るように、ワニ串とダチョウ串はいくつか」
「ナイフがワニ、フォークがダチョウ。芸が細かいね」
「なんか、後味が赤身の魚だ」
「ダチョウは普通に食べられるみたい。まあ、チャーシューの代わりに入ってても、そんなにおかしくない気がする」
「ワニ肉を食べた人は証明書がもらえるらしいが、見かけなかったような……」
「で、それは何?」
「民族料理のクスクス。誰かがタバスコをふっかけて何食わぬ顔で渡していた」
「その人、くすくす笑ってなかった?」
「…………寒いぞ」

「南アフリカの家まで降りてみる」
「民族文化と白人文化が入り交じってるみたいね」
「床の補強の際に一緒に絵を描くらしい」
「ほぼ全員が塀に腰掛けて…………ってバレットさん、そこは……!」
(精一杯手洗い中。しばらくお待ちください)
「『男の東屋』。女性は滅多に入らないそうだ」
「じゃ、あたしはパス」
「展示物なんだから別に入ってもいいだろ…………」
「こっちはタンザニアの家。ここも一夫多妻制なんだけど…………」
「第1夫人、第2夫人、第3夫人となるに従って、家が大きくなっている(笑)」
「その時々で財政的に建てられる限界の大きさ?」
「かもな」

「下に降りると、テント村があった」
「モンゴルのテントだって。中に横綱いませんか?」
「絶対にいないから安心しろ(笑)」
「テント村を抜けると、ちょっとした放牧場」
「羊、ラクダ、木曽馬、ウサギ」
「バレットさんに相当なついてたみたい」

(イタリア>フランス>ドイツ)
「この辺が中間地点。『世界案内図』って看板があった」
「世界って狭いね(笑)」
「イタリアの家は脱税を考慮して作られているらしい」
「屋根を壊して『建設中です』と言い張るとか」
「この辺りにくると、ある程度想像が付く世界だ…………うっ」
「どうしたんですか!?」
「ちょっと、ここから先は一人でやってくれ…………」
「あ〜、この匂いにやられたんですね。迂回してあっちの広場に来てください」

「というわけで、チーズの発酵臭に穂香さんがやられました(^^;」

「フランスの農家。右は物置、奥は家畜小屋なので、左の家にだけ入ってみます」

「まあ、欧米ってこんな感じかなって思う。ダイニングテーブルに『飲食はご遠慮ください』ってあった」

「奥にあった足踏みミシン、『SINGER』って彫ってある。今もあるシンガーミシンのことなのかな?」

「とりあえず、この広場でビール飲みながら何か食べようって話になった。穂香さん、大丈夫?」
「も、もう少し休ませてくれ…………」

「パラソルを建てている間に、売店からフランスのピザ(タルトフランベ)と、ドイツのチーズポテト、ソーセージを買ってきて、参加者全員で乾杯」

「どれもおいしかったな。…………って、何か飛んでない?」
「蜂だろ…………」
「えええっ!?避難しなきゃ!」

「ふぅ…………とりあえず避難できたから、近くにあった家に入ってみよ」
「くるみ割人形の顔が怖い…………」
「元々そういう物らしいね。上におもちゃ博物館があるわ」
「鉄道模型を使ったバイエルンの街なんだが、一部でありえない設定が…………」
「なんにもないところで人が倒れてる」
「こっちはドールハウスか。真理亜さんが持ってこようとしたのはこんなのだろうか」
「…………人が多すぎ。何世帯住宅なんだろう(笑)」
「全員が食べ終わったところで、丘の上にある礼拝堂へ」
「ミッションスクール出身のほたるさんはこの辺の情報に詳しいらしい」
「パイプオルガンの音が聞こえる……と思ったら、上で弾いてる」
「この手の建物でパイプオルガンといえば、入り口上…………ほたるさん曰く、結構な割合でそうなっているそうだ」

(太平洋>バリ>ペルー>アラスカ>北アメリカ)
「ヤップ島の石貨。やっぱり重さが価値を示すのかな?」
「真ん中にはしっかり穴が開いている」
「ポリネシアの家は…………壁がない」
「この辺の場合、プライバシーというものはないらしい」
「一方、ミクロネシアの方は壁がある」
「男女区別が厳しいらしいな」
「未婚の女性は別棟、未婚の男性は集会所(笑)」
「インドネシアの高床住居。壁面にはいろんな絵が描かれている」
「ここにある住居では珍しく、全く中に入れない」
「裏側にある気の抜けすぎた兵士の絵は一見の価値あり(笑)」
「バリの貴族の家。山側に祭祀場とかが偏ってるのは、山が清いものって価値観があるからだって」
「中にはベンチがあって、外の売店で買ったドリンクとかをゆっくり飲める」
「アボカド入りか……あたしはパス」
「そろそろ、参加者の足が音を上げ始めている」

「ペルーのアシェンダ(大農園領主)の家に行く途中で、リャマの放し飼いが行われてた」
「やはりバレットさんになついてる。天爛さんは指をくるくる回していた」
「アシェンダの家はかなり広い。写真を撮るならここかなって思う」
「売店の中にさりげなく便器があった」
「ちなみにこちらにも、『座らないでください』と書いてあったり」
「『飲食しないでください』とも」
「こじんまりとした礼拝堂。学校にあった聖堂を思い出すみたい」
「ベランダから前庭を見下ろすと雰囲気がいい」
「一口にペルーといっても、山側と海側では生活が全然違うみたい。この家は海に近いところにあったらしいわ」
「その辺の説明が、家の中にあったりする」
「アラスカの家。中央が掘ってある」
「冬の間だけ数十人がここに住むらしく、高い場所が寝床だそうだ」
「寝相が悪いと転げ落ちるわけね」
「湖のそばを通ると、鯉が口を開けて待っていた」
「近づいたらえさをくれる、と思ってるのかな」
「共食いしているようにも見えた」
「ネイティブアメリカンの家。ひとくくりに言ってるけど、テントだったり丸太小屋だったり、種類は様々」
「テントは修復中だったので見られずじまい」

(台湾>北海道>沖縄)
「ラーメンあるよ。食べてく?」
「さっき食ったからいい…………」
「台湾の家。典型的な二世帯住宅」
「年功序列は屋根の高さに表れているらしい」
「えらくベッドが豪華だった」
「北海道アイヌの家。そこの窓から中を覗いたらダメなんだと」
「窓にも入口と出口があるみたい」
「で、トイレは男女別らしい」
「でも女性用は本来の目的に使われることはないみたい」
「入り口が小さすぎるもんな」
「熊の生首が置かれるんだって」
「最後が沖縄の家。これは一般的な日本家屋にかなり近い」
「風通しがよくなるようにできているみたいだけど」
「周りはきちんと石垣で囲われている」
「ここでは予想通り、シークァーサージュースとかが飲める。オリオンビールを飲んだ人がいるかは不明」
「これで一周完了」
「ここって…………ある意味、『モデルルームの展示場』だよね」
「世界のが集まっているから、ある意味普通の展示場より凄い」
「全部非売品だけど(笑)」

(巡り終わって)
「スタンプは全部集まったか?」
「全部押したはず」
「ほたるさんとこうけいさんが、ツーショット写真を撮ってもらっている」
「珍しいはずの事態が起きてるし」
「撮影が終わったら、朝に行った店へ。スタンプラリーのほたるさんは鉛筆、クイズラリーのこうけいさんはシールとミサンガが、それぞれもらえたらしい」
「別のクイズラリーをしていた天爛さんは、アメジストの原石?」
「なんか、えらく差があるな」

「バスまでは時間があるので、本館の展示室に」
「人類の進化を示す物や、家屋とは直接関係ない展示品が色々」
「これだけの資料が揃っているところは、日本でもそうそうないはず」
「ビデオ映像がテレビ番組のものらしい(笑)」
「出産シーンとか、生々しい物も。……あたしには無理だけど」
「どこまでが放送OKなのかちょっと考えた」
「目を引いたのは、言語学の所にあった、世界の新聞かな」
「こっそり『ペルー新報』とかいう新聞があった」
「移民向けの新聞、だよね」
「ゆっくりと回ろうかと思ったが、予想外に展示品が多くて間に合いそうになかったので、そこそこで切り上げてバス停に戻った」

(名古屋駅、そして広島へ)
「16時48分のバスセンター行きバスで、名古屋駅近くまで戻ります」
「泉さんは実家が近いとのことなので、途中でお別れ。お疲れ様でした」
「残りの9人はバスセンターまで移動。ほたるさん以外がロッカーから荷物を出して、名古屋駅まで移動」
「途中、旅行案内のチラシを、なぜかほたるさんのみ受け取る」
「たぶん、一人だけトランク持ってなかったから……」
「きりかさんは早めに家に帰るため、先に特急券を買ってホームに。おつかれさまでした」
「他の方は並んで席を取るため、窓口で券を買おうとしたら…………きりかさんのやりとりの間に隣の窓口が閉まっちゃいました」
「仕方がないので、奥まで行ってみる。途中、ほたるさんが荷物を入れたロッカーを通過したので、荷物を出して合流」
「特急券も無事確保。西方面の天爛さんとほたるさんは、東方面の5人よりちょっと早く出発」
「猫野さんは昼間に確認したPHSを取りに、昨晩泊まったホテルへ移動。残りは自由行動って事になったが、結局全員でおみやげを買ったり、隣の店でお茶したり」
「こうけいさんから『ろろみ』を4巻まで戴きましたので、ゆっくり読ませていただきます」
「コーヒースタンドでは、女性二人がケーキセット、残りがドリンクのみ。こうけいさんはバッテリーが尽きるまで執筆活動」
「10分しか持たないらしいけど」
「ほたるさんがシャーペン持ってたので、バレットさんがそれを借りてイラスト制作中」
「…………インディー君かな」
「某監査さんは昨日の『マウンテン』でのメニューを撮った写真を、ほたるさんに見せてた」
「キウイスパはほたるさんも知ってたんだって」
「バナナスパとかメロンスパとか、抹茶小倉スパとかもあったはず」
「情報の元ネタは、『投稿あなたもヒロシ』」
「19時25分、新幹線ホームへ到着」
「売店を探してる?」
「ハローキティのご当地ストラップ。ほたるさんがどこか行くたびに買っているそうだ」
「名古屋は初めてだから、とりあえずわかりやすいもので」
「…………金のしゃちほこの着ぐるみ?わかりやすすぎるぞ」
「19時34分、皆さんに見送られながら、のぞみ49号が名古屋駅のホームを出発」
「新大阪までの間、天爛さんと『T's』談義」
「1stでの天爛さんのPCは沙羅ちゃん。穂香さんとは魔法少女同士」
【ボクは魔法少女じゃありませんっ!】
「何か聞こえたか?」
「さぁ…………?」
「で、こっちでは運動会の話。借り物競走で『体操帽以外の帽子』が出たらどうなる、って」
「力也くんが絡みそう。いっつも帽子かぶってる上に、外そうとしないから」
「運動会の場合、普段の帽子の上に体操帽か?(笑)」
「あとは、夏祭りで『ミス姫琴に出そうな人』の話」
「桃李子さん、キリさん、志織さん……周りから推される形で朔夜さん、マサキさん」
「あたしはやめとく。わきまえてるから」
「新大阪で天爛さんと別れた後、一人で広島まで。ここでもT's番外編を執筆」
「第3話は夏祭りでほぼ確定かなって思ったんだけど、番外編でネタを思いついたんで」
「広島を出発したときには使えなかったICOCAが、帰ったときには使えるようになっていた」
「ほたるさんの持ってるモバイルSuicaも使えるみたいだけど、店頭チャージができないみたい」
「カード登録するしかないか…………って、空の気配が怪しいな」
「ほんと、帰るまでもってくれればいいけど…………きゃっ!」
「ったく、最後の駅降りて家に帰るまでの間”だけ”が大雨かよ…………」

「全体としてはすごく楽しかった」
「普段はまず会えない人にも会えたからな」
「機会があれば、またご一緒したいって思う」

「「今回のオフを計画してくださった、きりかさん、某監査さん、天凪さん、およびオフ参加者の皆様、本当にありがとうございました」」


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Last-modified: 2007-11-17 (土) 12:46:58 (6021d)